かかりつけ医(主治医)・かかりつけ薬局をもつメリットと探しかた

日本医師会は 「健康に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のこと」「かかりつけ医」としています。

ひらめきおじさん左

かかりつけ医には多くのメリットがありますが、デメリットもあることを知ったうえで、上手なおつきあい・使い分けをしましょう。

かかりつけ医がいることのメリット

ひらめきおばさん右

かかりつけ医をもつことにはたくさんのメリットがあります。

かかりつけ医のメリット
  • 慣れ親しんだ医師とリラックスしたコミュニケーションがとれる
  • 大病院のような待ち時間が少ない
  • 病歴・アレルギー・服用薬を把握しているので適切な治療ができる
  • 症状にあった医療機関を紹介してくれる(大病院は紹介状がないと、初診料などが高くなります)
  • 健康の相談にのってくれる
  • 病気を早期発見できることがある
  • 緊急のときに対処の仕方や判断をあおぐことができる
  • 在宅医療や介護への助言を受けられる
  • 介護認定に必要な「主治医意見書」の作成を依頼しやすい
  • ケアマネジャーと連携してくれる
  • 終末期の相談や、看取りを依頼できることもある
  • 自宅で亡くなった場合、死亡診断書を書いてもらえる(とくに不審な点がないとき)

かかりつけ医のデメリット

かかりつけ医のデメリットとしては、次のようなことがあります。

はてなおじさん左

上手に選べば、ある程度はなんとかなるかな?

かかりつけ医者のデメリット
  • 全ての症状に対応できるわけではない
  • 他の医療機関と連携がとれていない場合もある
  • 設備や施設が古いことがある

かかりつけ医の探しかた

かかりつけ医を探すには

かかりつけ医を探す方法としては、まず近所の人などの知り合いのクチコミや紹介があります。

おすましおばさん左

とくに情報がない場合は、自治体で配布している医療マップや市町村のウェブサイトから、もよりの医療機関を探すことができます。

また、厚生労働省ウェブサイトの「医療情報ネット」では、全国の医療機関の診療科目、診療日、診療時間や対応可能な治療内容などを都道府県ごとにさがすことができます。

厚生労働省「医療情報ネット」

持病がある場合

持病がある場合は「認知症 専門医」「糖尿病 専門医」のように「(病名)専門医」と検索すると、全国の専門医の一覧を確認できます。

ひらめきおじさん左

また、同じ病気を持つ方々の「患者の会」に問い合わせることで情報を得られることもあります。

一般社団法人 日本難病・疾病団体協議会 加盟団体一覧

かかりつけ医を選ぶポイント

「かかりつけ医」は基本的には幅広く診療ができる内科の医師がよいとされています。

かかりつけ医を探すポイントには次のようなことがあります。全てを満たしているところはなかなかありませんが、なるべくこれらのポイントを押さえた医療機関を探します。

探すときのポイント

  • なるべく早く診てもらいやすく、訪問診療もお願いしやすい、近所の病院・医院
  • 地域との連携がとれている・地域と交流している
  • 近所や知り合いの間の評判がよい
  • 夜間に連絡が取れるか、夜間診療をしてくれる
  • よく話を聞いてくれる(コミュニケーションがとりやすい)
  • 悩みや不安ごとにを聞いてくれる(メンタル面のケアもしてくれる)
  • 必要なときはすぐ専門病院に紹介してくれる

「ここはどうかな?」と思う医療機関があれば、風邪や予防接種、特定健診などのときに行ってみて、よく相性を確かめましょう。

かかりつけ薬局のメリット

薬局にもかかりつけを持つことで得られるメリットもあります。

  • 薬歴(体質や服薬履歴などの情報)を作成・保管してもらえる
  • 薬の重複投与や相互作用(飲み合わせ)などの副作用を回避しやすい
  • 服薬指導をうけられる

さらに、「かかりつけ薬剤師」という制度もあり、こちらにもメリットがあります。

  • いつもの薬剤師が薬を把握
  • 体調変化の確認や薬の管理もしてくれる
  • 夜間・休日の対応をしてくれることも

かかりつけ薬局の探し方

かかりつけ薬局は、かかった医療機関で紹介してもらうこともできますが、調剤薬局チェーン店のウェブサイトも参考になります。

地域から探すことはもちろん、「調剤24時間営業」「調剤専門」などの条件からも探せます。