老親が入院したときの留守宅の管理・もう一人の親の世話

老親が入院したときは、留守宅の管理が必要。

はてなおじさん左

もう一人の親がひとりで残っている場合は、そちらのことも気がかりですね。

ここでは、留守宅の管理ポイントや、高齢者一人ぐらしを支えるサービスについてご紹介しています。

ここでわかること:
家が留守になるときは、防犯や環境保持の態勢をととのえる
もう一人の親の暮らしサポートには、行政や外部サービスが便利

留守宅の管理体制をつくる

一人で暮らしていた親が入院し、無人になった家の管理としては次のようなことをしておきましょう。

留守宅はここに注意
  • 戸締り
  • 定期的に郵便物を回収する
  • 定期的に家の通風・通水(水道管の破損を防ぐため、水を通す)をする
  • 貴重品を預かる
  • 新聞を止める
  • 電気・ガスを止める(退院までの期間などによる)
  • ペットを預かる・預ける
  • 植物の剪定・水やりをする
  • 郵便の転送手続きをする

郵便物の回収ができない場合は、郵便局に連絡をすれば帰宅まで配達を泊めてもらうことができます。

植物の管理は定期的に行う必要があるので、親族ができない場合は植木屋さんに頼むか、 シルバー人材センター などを利用すると良いでしょう。

シルバー人材センターの料金は、剪定作業じたいは1時間1,500円ぐらいから(地域による)ですが、機材の運搬費用や切った枝の処理費用などもかかることがあるので、問い合わせてみましょう。

全国シルバー人材センター事業協会のホームページから、住んでいる場所のシルバー人材センターがわかります。

全国シルバー人材センター事業協会「シルバー人材センターをさがす」

家の通風・通水を親族ではできない場合、鍵を預けるという性質上、近所の人など信頼できる方にお願いするか、留守宅管理に特化したサービスを利用すると良いでしょう。

留守宅管理の業者は「名古屋 留守宅管理」のように、「地名 留守宅管理」で検索すると出てきますが、ニチイライフのような全国規模の業者もあります。

ニチイライフ「長期留守宅管理サービス」

もう一人の親の暮らしサポート態勢をつくる

それまで夫婦で暮らしていた老親の片方が入院した場合は、もう一人の親にもお世話が必要なときがあります。

ひらめきおばさん右

ものの保管場所、新聞や牛乳など月々の集金など、お金のことを知らないようであれば、ノートなどに書いてわかるようにしてあげます。

自治体の福祉サービスを利用する

家事や食事を親族でサポートできないときは、まず市区町村の福祉サービスの窓口か、地域包括支援センター(※)に問い合わせてみましょう。

※地域包括支援センター…、高齢者を支える相談窓口で、65才以上が利用できます。全国にあります。

多くの自治体が、家事援助や食事宅配のサービスを高齢者向けに行なっています。

ひらめきおじさん左

住んでいる所の地域包括支援センターは、厚生労働省のホームページで探すことができます。

厚生労働省HP 地域包括ケアシステム (画面下の方に都道府県別一覧があります)

おすましおばさん左

要介護の親は、サービスによっては介護保険を利用できることもあります。

社会福祉協議会の家事援助サービスもある

多くの社会福祉協議会(社協)※では、家事援助のサービスを提供しています。

※社会福祉協議会…地域福祉の推進を目的とする団体。「社協さん」と親しまれています。

住んでいる地域の社協は、「長野市 社協」のように「市区町村名 社協」で検索するか、全国社会福祉協議会のホームページの都道府県別協議会一覧から探せます。

全国社会福祉協議会「都道府県・指定都市社会福祉協議会ホームページ」

案内おばさん右

社協の家事援助サービスの料金は、地域によりますが1時間800円ぐらいからです。

シルバー人材センターを利用する

シルバー人材センターには女性の登録会員も多く、家事援助も提供サービスの一つです。

料金は地域によりますが、家事援助の場合は1時間1,000円ぐらいからです。

全国シルバー人材センター事業協会「シルバー人材センターをさがす」

生協のたすけあいサービスを利用する

生協の提供している「くらしの助け合いの会」に家事援助サービスがあります。

料金は 一時間600円〜1,800円 と生協によってかなり違いがあり、年会費が必要な場合もあるので問い合わせてみましょう。

日本生活協同組合連合会「くらしのサポートについて」

配食サービスを検討する

ひらめきおばさん右

食事を届けてほしいという場合、多くの自治体が行なっている高齢者用の配食サービスや、民間の配食サービスを利用すると良いでしょう。

自治体の配食サービスの費用は 地域によりますが、 1食360〜1,000円くらい。 (世帯収入によって安くなる場合あり)

民間の配食サービスは 、例えばセブンイレブンや「配食のふれ愛」(配食サービス大手)では 1食500円前後 となっています。

おすましおばさん左

さらに高い料金でこだわりの食事を提供しているところもあります。

配食サービスを検討するときは、料金だけでなく 「要支援・要介護でなくても頼めるか」「キャンセルのしやすさ」「味の好み」「冷凍か生か」 など、いくつかの点から比較してみる必要があります。

自治体の配食サービスを調べるときは、自治体ホームページのキーワード検索で「配食」と入れて検索すると見つかります。

民間の配食サービスの大手としては、以下のようなところがあります。

セブンイレブンの「セブンミール」
「配食のふれ愛」
「まごころ弁当」

ひらめきおじさん左

「メニューの豊富さ」「冷凍」「土日祝日もあり」などの条件に合う業者を、住んでいる地域で探せる「宅配ごはん案内」のサイトもあります。

シニアのあんしん相談室 ‐宅配ごはん案内‐